「カネヨシプレイス(旧・文化センター・サンアート)」(みよし市三好町)で12月11日、「公募 第27回みよし美術展」の表彰式が行われた。
同展は、文化芸術の振興と普及を図り、市民に芸術作品鑑賞の機会を提供するとともに、芸術活動に取り組んでいる人に作品展示の場を提供しようと、みよし市が主催して毎年行っているもの。
今年は、洋画・日本画・彫刻・写真・陶芸の5部門に合わせて154作品の応募があり、6日~11日の6日間、レセプションホールと研修室で作品を展示した。
最終日の11日に行った表彰式には、「みよし市長賞」「みよし市教育委員会賞」「みよし商工会長賞」などの受賞者20人と、審査員を務めた小山祐みよし市長や増岡潤一郎教育長らが出席。冒頭、小山市長が「今回も大変素晴らしい作品が多く、甲乙つけがたいものだった。6日間で多くの人が皆さんの作品を目にして、文化の大切さを感じたと思う。さらなる文化振興に向けて、力を貸していただければ」とあいさつした。
表彰では、各部門で賞を受賞した受賞者に審査員を務めた代表者からそれぞれ賞状が手渡された。今年新設した「新人賞」では、受賞者3人がみよし市文化協会の富樫佐智子会長から賞状を受け取ると、誇らしげな表情で受賞を喜ぶ姿が見られるなど、今後の創作活動への意欲を一層高めていた。