みよし市役所で12月28日、「市民栄光賞 贈呈式」が行われた。
みよし市では、市民や市と関わりの深い人物のスポーツ、文化、芸術等の分野における「輝かしい功績」に対して「市民栄光賞」を授与し、その栄誉を讃えている。
今回、市民栄光賞を授与された深田茉莉選手は現在16歳。みよし市で生まれ育ち、兄の影響を受け7歳でスノーボードを始め、12月17日に米コロラド州で開かれた「スノーボードワールドカップ ビッグエア」の第3戦に出場し、ワールドカップ初出場・初優勝という快挙を成し遂げた。
当日は、深田選手やその家族をはじめ、小山祐みよし市長、酒井喜市副市長ら市関係者が出席し、贈呈式が行われた。贈呈式では、始めに深田選手の大会での滑走の様子を鑑賞した後、小山市長から表彰状と記念品が深田選手に手渡された。
続いて、小山市長が祝いの言葉を述べ、「みよし市民の中から世界で活躍される方が出たというのは市民の皆さんにも大きな感動を与え、誇り。今回の優勝を一つのステップとして、これからますますの活躍を期待している」と、その功績を称えた。
これを受け、深田選手は「まさかこのような賞を頂けるとは思ってもいなかった。(ワールドカップで優勝できたことに対し)ここまで来られたのは、コーチ、仲間、応援してくれた方々の支えがあったおかげ。この感謝の気持ちを忘れずに、さらに上のステップを目指し頑張ります」と感謝の気持ちを述べた。
歓談の時間には大会で使ったボードやゼッケンなども披露。大会中の様子や練習についても聞かれたほか、小山市長から「優勝の反響がすごかったのでは」と向けられると、深田選手は「メッセージがたくさん来ました」と笑顔で話した。
市民栄光賞の授与は、アテネオリンピック・男子ハンマー投げで金メダルを獲得した室伏広治さん、東京オリンピック・ソフトボール日本代表の一員として金メダルの獲得に貢献した渥美万奈さん、峰幸代さんに続きスポーツ選手としては3例目。