中京大学豊田キャンパス(豊田市貝津町)で1月21日、「中京大学豊田学舎 部活動参観」が行われた。
中京大豊田キャンパスで部活動参観 近隣中学生がスケートリンクなど見学
これは、保見中学校の生徒が学区内にある中京大学の部活動を見学し、トップアスリートの高度な技術や、これまで経験したことがない種目に触れることで、スポーツに対する興味・関心を高めようと、保見中学校と中京大学が連携し、今回初めて行ったもの。
当日は、保見中学校1、2年生のうち希望する生徒と保護者、教諭など約30人が参加。集合場所で簡単な説明を受けた生徒たちは、グループごとに担当の学生に引率され、学内各所で活動している部活動を見学した。
部活動見学では、スケート部が活動する「アイスアリーナ」や、バスケットボール部・バレーボール部などが練習する「体育館」、陸上部が競技に取り組む「陸上競技場」など、最新の施設や部員たちのレベルの高さに生徒たちは驚きの表情を見せていた。
中でも、アイスアリーナでは多くのオリンピック選手の写真やサイン、トロフィーなどの展示品を見学したほか、スケートリンクで練習しているスケート部の部員が見せるジャンプやステップなど本番さながらのスケーティングに目を奪われる生徒の姿も見られた。
部活動見学の後には、同大出身で、陸上男子100メートルの元日本記録保持者=青戸慎司さんが講演。なぜ日本記録を出すことができたかを、自身が考える3つのターニングポイントとともに説明し、「継続は力なり。諦めずに夢をかなえてください」と生徒に呼びかけた。