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みよし市立歴史民俗資料館で「ひな人形展」 時代による変遷紹介

みよし市立歴史民俗資料館で開催している「第41回 ひな人形展~ひな人形の移り変わり~」の様子。

みよし市立歴史民俗資料館で開催している「第41回 ひな人形展~ひな人形の移り変わり~」の様子。

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 みよし市立歴史民俗資料館(みよし市三好町)で現在、「第41回 ひな人形展~ひな人形の移り変わり~」が開かれている。

みよし市立歴史民俗資料館で「ひな人形展」 時代による変遷紹介

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 同展は、歴史民俗資料館が開館して2カ月後の1983(昭和58)年1月に2回目の企画展示として開いた「ひなまつりと能楽展」以来続くもので、今年で41回目となる。

 今回の企画展では、江戸時代に作られた「内裏ひな人形」や、昭和初期から主流となったひな人形を御殿に収めて飾る「御殿飾りひな人形」、昭和30年代ごろから主に飾られていた「屏風(びょうぶ)段飾りひな人形」など、江戸時代から平成に至る時代までのさまざまなひな人形を見ることができる。

 中でも、今回初めて展示している1962(昭和37)年製の「御殿飾りひな人形」は、五人ばやしや随身が7段にそれぞれ置かれた上に御殿が飾られ、縦横ともに1メートルを超える大きさの作り。来場者が足を止めて、感想を言い合いながら、じっくり見入る姿も見られる。

 昭和20~40年代に盛んだったひな飾りが、住居の変化や経済状況などにより、徐々に小型化していった変遷を年代順に紹介している。

 このほか、地域の郷土菓子「おこしもの」の型や、江戸時代初期の遊里の人々を描いた作品「彦根屏風」を、木目込み人形で再現したものも展示するなど、ひな祭りに関したさまざまな物や人形などを楽しむことができるよう工夫する。

 開館時間は9時~16時30分。祝日を除く月曜休館。入館無料。3月19日まで。

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