トヨタ生活協同組合メグリア本店（豊田市山之手町8）で3月15日、「第48回大九州物産展」が始まった。同展は、同店が開く物産展の中でも北海道物産展と並ぶ人気のイベントで、催事場（3階）など店内3会場に初出店の2店舗を含む33社が出店する。

メグリア本店で「大九州物産展」　3年ぶりの実演販売も

　48回目となる今回は、福岡県大宰府天満宮参道に店を構え、鎌倉時代から続く老舗「やす武」が大宰府名物・梅ヶ枝餅の実演販売を3年ぶりに復活。初日には焼きたての餅を買い求める人で行列ができた。

　ちりめん青たかなの福岡県「長山食品」、甘酒を販売する大分県「麹（こうじ）の森」が初出店、フランスで5年間修業したシェフが手がける福岡の洋菓子店「ロン・ポワン」のマドレーヌサンドが初出品するほか、九州各地に店が、ご当地名物を使った弁当や総菜を店内で実演販売している。

　このほか、一夜干しなどの水産物、辛子レンコンや明太子などの特産品、カステラやサーターアンダギー、いきなり団子などのお菓子、九州・沖縄各地の名産品をそろえる。

　営業時間は10時～19時。3月19日まで。