みよし市莇生町地内の水田で6月8日、みよし市立緑丘小学校(みよし市三好丘緑1)の児童が田植え体験を行った。
米作りに関わる体験活動を通して働くことの苦労や喜びを実感するとともに、自然の恵みに感謝する心と生命を慈しむ優しい心を育む目的で毎年行われている学校の恒例行事。
晴天に恵まれたこの日は、5年生児童55人が参加し、三好丘緑行政区のスタッフの指導の下、もち米の苗を植えていった。
始めにスタッフから田植えについて説明を受けた後、児童らは水の張った田んぼに入り、一列に並び田植えを行った。今回、初めて田んぼに入る児童も多く、初めは泥のぬかるみに足を取られて移動するのに苦労していたが、時間がたつにつれて慣れていき、稲が横に倒れないよう丁寧に苗を植えていった。
併せて、田んぼに生息するカエルやザリガニなどを捕まえて楽しそうに遊ぶ児童の姿や、稲が無くなった児童に新しい苗を手渡すなど作業を手伝う場面も見られ、進めながら自分たちが植えた稲の収穫を心待ちにしていた。
今後、10月に稲刈りを行い、12月には「収穫感謝祭」が開き、収穫したもち米を使って餅つきを行う予定。