「第11回豊スタリレーマラソン」が5月27日に豊田スタジアム(豊田市千石町7)で開催され、秋晴れの下、約700人の市民ランナーが快走した。
2年ぶりの「豊スタリレーマラソン」 職場・チームの仲間でたすきをつなぐ
同大会は、豊田スタジアムのピッチ周りや外周を4~10人のチームで走破し、タイムを競う市民マラソン大会。東日本大震災復興への願いを込め、豊田市スポーツ協会などが後援し12年前から開催。マラソンやジョギングのブームに伴い、同じ職場の仲間や地域マラソンチームなど例年3000人以上が参加していた。
近年は新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、2021年に開かれた第10回大会は記録の非計測、種目を42.195キロリレーマラソンのみにするなど規模を縮小。昨年は延期となったが、感染症法上の位置づけが緩和されたことを受け、11回目となる大会を開催した。
大会のオープニングや競技中には足助太鼓による演奏で選手を激励。少年サッカークラブの団員や地元企業の会社員で構成した67チームのランナーが、27℃を記録した夏日の中、ピッチ周りや外周を自分のペースで駆け抜け、たすきをつなぎ汗を流した。