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スカイホール豊田でSDGs研修カード体験会 カードゲームで地域課題を考察

豊田市SDGs研修カード「とよたSDGsマスター」体験会の様子。

豊田市SDGs研修カード「とよたSDGsマスター」体験会の様子。

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 豊田市SDGs研修カード「とよたSDGsマスター」の体験会が5月26日、スカイホール豊田(豊田市八幡町1)で開催された。

スカイホール豊田でSDGs研修カード体験会 カードゲームで地域課題を考察

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 研修カードは、SDGsの理念や意義、豊田市の魅力や課題などを伝えるカードゲームとして、2022年度に市民と協働で制作したもの。カードには、SDGsのゴールと同市のオープンデータをひもづけたクイズが掲載されている。

 今回の体験会は、同市のSDGsに関する課題や取り組みについての理解を深めるきっかけとして開いたもので、講師にNPO法人「Mブリッジ」(三重県松坂市)代表理事でSDGsアドバイザーの米山哲司さんを迎えた。

 当日は、SDGsに関心のある企業や学生、NPO、市民活動団体、市民など合わせて70人が3~4人のグループに分かれて参加。初めにSDGsの基礎知識に関する講義を行い、その中で、SDGsをもっと広めるにはどうしたらいいかという話や、持続可能開発とは将来世代の欲求を満たしつつ現在世代の欲求も満足させるような開発であることなどを説明。研修カードは「難しそうな事を身近に感じてもらうために作られたもので、国連の世界を変えるための目標を、地域の課題にひもづけし解決することから、SDGsを自分事として捉えることができる」と解説した。

 続いて、実際にカードを使って地域課題を考えるグループワークを行い、参加者は一人ずつ、自分の経験や考えを他のメンバーに話しながら出した答えを発表。最後にカードの裏に書いてある正解を確認していくと、どのグループからも答えに対して驚きや納得の声が上がるなど、参加者は楽しみながら、気付いたことや分からなかったことに対しても意識して取り組んでいる様子が見られた。

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