動物版フードバンク「Terminal(ターミナル)」(豊田市小坂本町1)が4月20日、愛知県、愛知県獣医師会と連携協定を締結した。
運営が厳しい動物愛護団体とペットフード・ペット用品の廃棄という2つの社会課題をつなぎ、動物福祉の向上、殺処分の減少、廃棄物の削減を同時に解決し、動物と人が幸せに共生する社会を実現しようと2024年6月に設立された同団体。
消費・使用するには十分安全であるにもかかわらず廃棄されてしまうペットフードやペット用品を収集し、支援を必要としている非営利の動物愛護活動団体などへ提供することにより、動物福祉の向上や殺処分の減少、廃棄物の削減に取り組んでいる。
今回、人と動物が共生する社会を目指し、ペットフードロス削減やその有効活用により、動物愛護を推進するとともにSDGsにつながる取り組みとして、愛知県、愛知県獣医師会との間で、「ペットフードロス削減の推進に向けた取組の連携に関する協定」を締結。
協定締結式は愛知県公館(名古屋市中区)で行われ、大村秀章愛知県知事、愛知県獣医師会の吉永祐二代表理事、動物版フードバンク「Terminal」の鈴木雅博代表理事が出席。協定書の署名や記念撮影などが行われた。
今回の協定締結により、廃棄予定のペットフードを動物愛護団体等に提供することで保護犬・保護猫の譲渡活動を支援するとともに、ペットフードロスの削減効果が期待される。併せて災害発生時には、県との「災害時における動物救護活動に関する協定」に基づいて愛知県獣医師会が立ち上げる「動物救護本部」に対し、速やかにペットフードを提供し、同活動を支援するとしている。