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豊田市駅前コモ・スクエアに「困窮者支援自販機」 三河地区で初導入

認定NPO法人「セカンドハーベスト名古屋」前川行弘理事長と豊田市駅前通り南開発執行役員の中村礼二さん。

認定NPO法人「セカンドハーベスト名古屋」前川行弘理事長と豊田市駅前通り南開発執行役員の中村礼二さん。

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 豊田市駅前の複合商業施設「コモ・スクエア」(豊田市喜多町2)が11月1日、売上金の一部を生活困窮者に食料支援する認定NPO法人「セカンドハーベスト名古屋」に寄付する飲料自動販売機を設置した。

豊田市駅前コモ・スクエアに「困窮者支援自販機」 三河地区で初導入

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 同自販機は、施設を運営する豊田市駅前通り南開発と自販機を運営するコカ・コーラ―ボトラーズジャパン中部日本地区統括部が、施設内に設置された9台の自販機の売り上げから、管理会社が受け取る手数料の一部を同NPOに寄付するもの。

 自販機を通じた支援は2例目で、三河地区では初。設置された自販機には、セカンドハーベスト名古屋のロゴマークとともに生活困窮者支援に使われる旨のメッセージを記したPOPを掲示し、購入客に取り組みを知ってもらい、支援の輪を広げることも狙う。

 豊田市駅前通り南開発執行役員の中村礼二さんは「SDGsの取り組みの一環で導入した。館内で働く人や利用者にフードバンクという言葉や取り組みを知ってもらう機会になれば」と話し、セカンドハーベスト名古屋の前川行弘理事長は「(飲料を購入することでの)寄付はありがたい。自販機でのPRを通じて我々の名前を知ってもらえる機会が生まれてうれしい」と話す。

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