豊田市美術館(豊田市小坂本町8)で7月18日、企画展「アンドリュー・ワイエス展」が始まった。
豊田市美術館で「アンドリュー・ワイエス展」 国内で17年ぶり
アンドリュー・ワイエスは、有名な挿絵画家の5番目の子どもとして生まれ、15歳から父の手ほどきを受けて画家の道へ進み、生涯にわたり、故郷の米ペンシルヴェニア州とメイン州を拠点に身近な世界を精緻に描き続けた作家。作品には、アメリカの土地やそこに刻まれた歴史、そしてそこに生きる人々の姿が描き出されており、大統領自由勲章や芸術勲章を授与されるなど、アメリカで高く評価され、日本でも高い人気を誇っている。
ワイエスが亡くなって以来初の開催となった今回の企画展は、17年ぶりの日本国内での展覧会。ワイエスの作品のモチーフにも度々登場する窓や扉などの「境界」がテーマとなっている。
会場には、ワイエスの自画像や初期の作品が並ぶ第1章から、光と影に焦点を当てた作品、ワイエスの重要な作品群である「オルソンハウスシリーズ」、今回のテーマでもある境界や窓をテーマにした作品「薄氷」や「ヒトデ」などを展示する第5章まで、約100点を展示。作品を通して鑑賞することでワイエスの世界を見つめ直すことができる内容になっているという。
開館時間は10時~17時30分。入館料は、一般=1,900円、高校・大学生=1,200円ほか。9月23日まで。