ジャパンラグビー・リーグワンに所属する「トヨタヴェルブリッツ」の選手らが5月30日、シーズン終了の報告のため豊田市役所を訪れ、太田稔彦豊田市長に報告を行った。
トヨタヴェルブリッツ選手ら豊田市長にシーズン報告 来季V誓う
同市は、トヨタヴェルブリッツと2019年9月に相互支援協定を締結し、中学生を対象にした「豊田スポーツアカデミーラグビークラス」やタグラグビー教室の開校、おいでんバスへのラッピングなど、チームのホストエリアとして、ラグビーを通じたさまざまな活動に共に取り組んでいる。
市長室を訪れた、トヨタヴェルブリッツの共同キャプテンを務める古川聖人選手、宮市達也部長、後藤彰友GMの3人は、太田市長や市職員らの拍手で迎えられ、記念撮影を行うなど、和やかな雰囲気の中、報告が行われた。
始めに宮市部長が厳しい結果となった今シーズンを総括した後、古川選手が「来季は開幕戦からスタートダッシュをかけて、来年こそは良い報告をできるようやっていきたい」と来季に向けた決意を語った。後藤GMは来シーズンに向けたチームプランを披露。来季は、姫野和樹選手ら日本代表候補の選手に加え、ニュージーランド代表のアーロン・スミス選手、ボーデン・バレット選手が加入するなど、優勝に向けた準備を進めていることを説明した。
これを受け、太田市長が「メンバーを見ると決して6位のチームじゃない。みんなが度肝を抜くような来季の結果を期待している」と来季に向けて選手らを激励し、会を締めくくった。