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イオンスタイル豊田でトウモロコシの収穫体験

イオンスタイル豊田で開催された「トウモロコシ収穫体験」の様子

イオンスタイル豊田で開催された「トウモロコシ収穫体験」の様子

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 あいち豊田農業協同組合(JAあいち豊田)は6月19日・20日の2日間、イオンスタイル豊田(豊田市十塚町)でトウモロコシの収穫体験と即売会を行った。JAあいち豊田とイオンスタイル豊田が、地産地消の推進や農家の所得向上などを目的とし、共同で取り組む地域貢献活動の一環。

イオンスタイル豊田で開催されたトウモロコシ収穫体験

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 同市では、10年ほど前から若手を中心に約20人の農家がトウモロコシを栽培。栽培技術の向上や作付面積の拡大により生産量が増加していることもあり、地元産トウモロコシのおいしさを多くの人に味わってもらおうと、栽培農家の協力を得て同施設では2回目の開催となった。

 雨天となった19日には、同店1階のフードコート脇のイベントスペースに、同市森町の畑で栽培された朝採りのトウモロコシの木を並べトウモロコシ畑を再現。買い物に訪れた家族連れが自ら、収穫するトウモロコシの木を選び、JAの職員からアドバイスを受けて、勢いよく実をもぎ取り、収穫を楽しんでいた。

 トウモロコシが実を付ける様子を初めて見た人がいるなど、コロナ禍でイベントがほとんど行われない中の収穫体験ということもあり、トウモロコシを手に記念撮影する親子の姿も見られた。

 JAあいち豊田・営農課の高橋誉(ほまれ)さんは「名古屋など都市部にも出荷しているが、一番食べてほしいのは、新鮮な野菜を届けられる豊田市・みよし市に暮らす地元の皆さん。この機会の多くの方に農業に興味を持ってもらい、地元産農作物のおいしさを知ってほしい」と地元農産物の普及啓発に力を入れていく姿勢を示す。

 今回の体験に協力した農家・安藤源さん(滝脇町)は「子どもたちが楽しそうに収穫する様子を見ると励まされる。直接、消費者から感想を聞け、喜ぶ様子が見られるので、貴重な機会になっている」と話す。

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