第94回都市対抗野球大会に出場したトヨタ自動車硬式野球部のパブリックビューイングが7月25日、豊田市駅東口まちなか広場で行われた。
駅前芝生広場で都市対抗野球パブリックビューイング トヨタVに歓喜の声
同イベントは、都市対抗野球大会に豊田市代表として出場したトヨタ自動車硬式野球部が決勝戦に進出したことから、優勝に向けて市民で応援しようと、豊田市やトヨタ自動車などで構成する第94回都市対抗野球大会応援事業実行委員会が企画した。
当日は、静岡県浜松市代表で33年ぶり4回目の優勝を目指すヤマハとの決勝戦を応援しようと約250人が集まり、会場で配られたコーポレートカラーをイメージした赤いスティックバルーンを鳴らし選手たちにエールを送った。
18時過ぎに試合が始まると、トヨタ自動車は初回3番のキャプテン、北村選手の2点本塁打で先制し、その後も小刻みに追加点を奪った。対するヤマハ5回裏に大本選手、9回裏に秋利選手のソロ本塁打で2点を返しが反撃も及ばず、4対2でトヨタ自動車が勝利し7年ぶり2度目の優勝を果たした。
優勝の瞬間、選手たちの優勝をたたえ、会場からチームへの大きな拍手が送られるなど、歓喜に包まれた。
観戦に訪れた団体職員の奥平雄太さんは「念願の優勝でうれしい。連覇を達成できるよう応援を続けたい」と話し、トヨタ自動車勤務の竹下諭さんは「職場の仲間が頑張る姿はモチベーションにつながる。明日からの仕事にも力を入れたい」と喜びを表した。