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三好稲荷閣で「大提灯まつり」 4年ぶりに棒の手の演舞披露も

三好稲荷閣の境内に設置される大ちょうちん。

三好稲荷閣の境内に設置される大ちょうちん。

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 「三好大提灯(ちょうちん)まつり」が8月19日・20日、三好稲荷閣(みよし市三好町)で開催された。

三好稲荷閣で「大提灯まつり」 4年ぶりに棒の手の演舞披露も

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 五穀豊穣を祈願するため、境内に大提灯3基を設置して開かれる三好稲荷閣の祭礼で、「三好池まつり」「三好いいじゃんまつり」とともに、みよし市の三大夏まつりの一つに数えられている。

 両日、境内に設置される大ちょうちんは直径6.5メートル、高さ11メートルで、ギネス世界記録に認定された世界一の大きさを誇るもの。1988(昭和63)年に1基、1993(平成5)年に新たに2基設置され、以来、祭りの際には3基が同時に掲げられている。

 新型コロナウイルス感染症の行動規制が明けた今年は、4年ぶりに通常開催となり、20日の本祭りでは、午前に「三好棒の手保存会」による奉納演舞が行われた。

 演舞では、三好稲荷閣の本殿前で「ヤー」「ホー」と気合の入ったかけ声を上げながら、「一戸打ち」と呼ばれる棒の手の基本的な型や、なぎなたと刀を用いた「眼つぶし」、十手と刀を使う「二段切」など10演目を披露。次々と繰り出される迫力ある技に会場からは歓声が上がり、大きな拍手が送られた。

 日没近くの18時30分から大ちょうちんに明かりがともり、会場を訪れた人たちが神社周辺に並ぶ屋台で買った食べ物片手に、夜空に浮かび上がるちょうちんをじっと見上げたり、稲荷閣に近接する保田ヶ池で打ち上げられる約880発の花火と大ちょうちんを眺めたりしながら、夏を締めくくる祭りを楽しだ。

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