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猿投農林高とメグリア、コラボ弁当開発 純国産鶏「岡崎おうはん」を具材に

「豚生姜(しょうが)焼&岡崎おうはん入りクリームコロッケのW弁当」を考案した田中里於さん(写真左)と
 「岡崎おうはんのあっさり鶏メンチ&きのこご飯弁当」を考案した佐々木芽唯さん(写真右)

「豚生姜(しょうが)焼&岡崎おうはん入りクリームコロッケのW弁当」を考案した田中里於さん(写真左)と  「岡崎おうはんのあっさり鶏メンチ&きのこご飯弁当」を考案した佐々木芽唯さん(写真右)

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 愛知県立猿投農林高校(豊田市井上町)とトヨタ生活協同組合(豊栄町、愛称「メグリア」)が共同で開発・商品化したコラボ弁当の販売が9月22日、始まった。

猿投農林高とメグリア、コラボ弁当開発 純国産鶏「岡崎おうはん」を具材に

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 同校は1906(明治39)年に開校した農学校を起源とし、117年の歴史を持つ県立農業高校で、農業科、林産工芸科、環境デザイン科、生活科学科から成り、農業や林業、造園、食物などの専門的な学習に取り組むとともに、企業などと連携した学習に力を入れている。

 商品開発は、卒業生がメグリアへ就職をしたことがきっかけとなり、メグリア商品部が課外活動支援として実施してきたもの。5月から、特別授業の中で生活科学科アグリフード班の3年生18人が同部職員と共に2種類の弁当の開発に取り組んできた。

 今回は、健康や地産地消、地域活性などSGDsに配慮することを課題に、西三河を代表する純国産鶏で、同校でも飼育されている「岡崎おうはん」を用いたメニューを企画。商品の絵コンテ作成や試作、試食を重ね、その中から調理のしやすさや栄養バランスの良さなどを調整し、2つのメニューが選ばれ商品化が決定した。

 販売開始を前に行われた19日の授業では、生徒らがメグリアの職員からアドバイスを受けながら、商品化された2種類の弁当の盛り付けを行った。

 「豚生姜(しょうが)焼&岡崎おうはん入りクリームコロッケのW弁当」を考案した田中里於さんは「見た目のインパクトを出そうと2種類のおかずを盛り込んだ。子どもから年配の方まで幅広い人に食べてもらいたい」と話す。

 「岡崎おうはんのあっさり鶏メンチ&きのこご飯弁当」を考案した佐々木芽唯さんは「キノコやサツマイモなど秋の味覚を盛り込み季節を感じられる弁当に仕上げた」と話す。

 価格は1パック537円。販売期間は、第1弾「豚生姜焼&岡崎おうはん入りクリームコロッケのW弁当」=9月22日~10月12日、第2弾「岡崎おうはんのあっさり鶏メンチ&きのこご飯弁当」=10月13日~11月2日。メグリアの大型店12店で扱う。

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