「第42回豊田マラソン大会」が12月10日、豊田スタジアム(豊田市千石町7)を発着点に開催された。
豊田マラソン大会 6000人がスタジアム周辺のコース駆け抜ける
市民の健康増進や街の活性化を図るとともに、家族や仲間との親睦を深め、運動する楽しさを実感してもらおうと、豊田市が主催して1980(昭和55)年から開催している同大会。豊田市の一大スポーツイベントとして多くの市民に親しまれているが、今年は、感染症対策が緩和されたことから3年ぶりに従来形式での開催となり、約6000人のランナーが参加した。
参加者は9時30分から2キロコースから順に各コースの競技が豊田スタジアム東交差点をスタートし、2キロ、4キロジョギングの部では、親子や友達同士で参加した人たちがタイムを競い合ったり、スタジアム周辺の景色を楽しんだりするなど、思い思いにコースを快走。
10キロのコースでは約2600人のランナーが、豊田大橋を越えて久澄橋へと向かい、御立町から平成記念橋北までを周回し、ゴールとなる出発点の豊田スタジアムを目指した。
競技中、日々の練習の成果を出そうと真剣な表情で競技に臨む参加者に、沿道から応援に駆け付けたランナーの家族や友人から声援が飛び交い、豊田スタジアム内のゴールゲートをくぐると、参加者は達成感に満ちた表情を浮かべた。
会場では、たこ焼きや焼きそばなどの屋台やキッチンカーが並ぶ飲食ブースの出店、リオデジャネイロ五輪陸上十種競技で日本代表の中村明彦選手による5種の競技にチャレンジできるイベントが行われるなど、にぎわいを見せた。