「とよたSDGsフェスタ in T-FACE」が1月27日・28日の2日間、豊田市駅西口の商業施設「T-FACE」(豊田市若宮町1)で開催された。
同イベントは、豊田市と共にSDGsの達成、持続可能なまちの実現に向けて取り組む「とよたSDGsパートナー」を中心とした企業や団体が出展し、SDGsのさまざまなゴールに向けた取り組みを多くの人に知ってもらおうと開くもの。今年で2年目。
2日間にわたって開催し、T-FACEのA館とB館をつなぐ6階の連絡通路を中心に、施設内の店舗やスペースでさまざまな催しが行い、家族連れや買い物客など多くの人が来場した。
会場には、「おがくずで作る着火剤ワークショップ」「まき割り体験」、SDGsの理念や意義、豊田市の魅力や、課題などを伝える「SDGsマスターカードゲーム体験」など、SDGsにまつわるワークショップが数多く並んだ。
SDGsマスターカードゲーム体験は、「豊田市内の河川で外来魚が確認されていない河川の数」「豊田市にある子ども食堂の数」など、豊田市の事柄とひも付けられたSDGsのクイズが楽しめる内容。親子で問題に挑戦する様子や、答えを聞いてさらに質問する保護者の姿も見られた。
そのほか、オーガニックグラノーラやピュアチョコレートなどSDGsを意識した食品の販売ブースが出店するほか、リユース衣服と食器の回収や、家庭で出る生ごみをたい肥化するコンポストの無償貸し出しも行い、来場者はスタッフとの会話を通してSDGsへの理解を深めていた。
来場者からは「まき割りがうまくできて楽しかった」「学校でもSDGsについて勉強しているところなので、いろいろ見られて良かった」などの声が聞かれた。