「アドマテックス ソフトテニス教室」が1月27日、三好公園テニスコート（みよし市三好町池ノ原）で行われた。

三好公園でソフトテニス教室　女子トップ選手が技術指導

　トップレベルの選手との触れ合いを通して、競技の普及と競技力の向上を図ろうと、実業団チーム「アドマテックス・スフィアーズ」を運営する素材メーカー「アドマテックス」（みよし市黒笹町）が主催して、毎年開いている同教室。

　アドマテックス・スフィアーズは2009（平成21）年に発足した女子ソフトテニスチームで、2022年に行われた「第77回 国民体育大会」で優勝した強豪。みよし市とは2018（平成30）年7月にホームタウンパートナー協定を締結しており、地域振興とスポーツ振興の取り組みの一環としてソフトテニス教室を開いている。

　当日は、普段ソフトテニスをプレーしている小学生～中学生の児童・生徒や社会人など40人が参加。トップレベルの選手の指導の下、基本的なプレーの精度を高めるメニューに取り組んだ。

　教室では、始めにサーブやストロークなど、ソフトテニスの基本となるプレーの他、ラケットや足の使い方、　ボールへのアプローチの仕方などのテクニックを、選手が手本を見せながら指導。練習中、肩よりも低い打点で打つ「アンダーカットサーブ」に挑戦したい参加者が、選手にグリップの握り方や体の動かし方について積極的に質問。レシーブ練習に参加した人は、選手から「ボールが落ちる位置と飛んでいく方向を見極めることが大切で、少し後ろに右足を置けば、どこにボールが跳ねても拾える」と具体的な指導を受けていた。

　教室の終盤には、クーラーボックスやラケットケースが当たるくじ引きと、じゃんけん大会が行われ、じゃんけんに勝った参加者は選手から商品を受け取り、普段なかなか触れ合うことのできない選手との交流を楽しんだ。