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豊田市が避難所運営訓練 南海トラフ地震や集中豪雨に備える

車中泊のデモンストレーションの様子。

車中泊のデモンストレーションの様子。

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 豊田市が4月17日~19日、豊田産業文化センター(豊田市小坂本町1)などで「避難所運営訓練」を行った。

豊田市が避難所運営訓練 南海トラフ地震や集中豪雨に備える

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 今後発生する可能性がある南海トラフ地震や集中豪雨などにより避難所の開設が想定されることや、夏にかけて災害が増えることから避難者が安心して生活できる避難所の運営を目指して行われた同訓練。今回は、市内全ての指定避難所121カ所と3つの臨時避難所の班長、副班長、合わせて約250人が参加。

 訓練では、午前中に産業文化センターで避難所運営についての座学や、災害対策本部、運営班配備要領の確認などが行われ、午後からは、挙母中央地区防災倉庫で資器材の設営訓練が行われた。

 今年1月に発生した能登半島地震を受け、被災地派遣された職員が現地の避難所運営について写真を見せながら説明したほか、災害による通信障害を解消するために昨年導入されたWi-Fiルーターの操作説明なども行い、参加者は真剣な表情で職員の説明に耳を傾けた。

 併せて、トヨタ自動車の協力で車中泊避難者を想定した実車での訓練も行い、自動車のシートやヘッドレストを動かしたり、カーテンや新聞紙で窓を覆うことでプライベート空間を作り、足を伸ばして寝られるスペースを確保できることなどをトヨタ自動車のスタッフが実演を交えて紹介した。

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