「令和6年度 全日本柔道形競技大会 古式の形」で優勝した水野博介さんが6月18日、小山祐みよし市長を表敬訪問した。
全日本柔道形競技大会優勝選手、みよし市長を表敬訪問 3度目の全国制覇
水野さんは、みよし市三好町在住の柔道選手。父親の指導の下、小学3年で柔道を始め、大学卒業後は体育教員となり、中学・高校の柔道部の顧問を務めながら、個人として2003年に世界マスターズ大会で優勝。海外のナショナルチームへの指導も行うなど、長年にわたり競技の発展に尽力し、現在は教員を退職して同市に戻り、子どもたちの指導に力を注いでいる。
当日は、水野さんの解説を交えて優勝を決めた大会当日の演舞の動画を鑑賞。解説の中では、「古式の形」は2人1組で行い、21の動きがあることや、武士が戦場で鎧(よろい)を着用した状態での組み討ちを表現していることから、鎧兜(よろいかぶと)を身に着けた際の動きを要求されることなどが説明された。
水野さんは「自分なりに努力した結果、優勝できて感激した。今後は自分が経験したようなことを子どもたちが一人でもできる環境を整えていきたい」と話し、小山市長は「今回で3度目の優勝という素晴らしい経験をお持ちで、市民の誇り。今後も子どもたちの未来のために、お力添えをいただきたい」と熱望した。