市民活動によるラリー機運醸成プロジェクトのスタート交流会が7月3日、とよた市民活動センター(豊田市若宮町1)で開かれた。
豊田市は、自治体として全国初の主催者となった昨年度に引き続き、「FIA世界ラリー選手権」の最終戦となる11月21日~24日開催の「フォーラムエイト・ラリージャパン2024」を主催。市民活動の活性化とラリーの盛り上げを目的として、市民活動団体などとの共働によるラリー機運醸成プロジェクト「とよたのエがオになる市民活動ラリー」を実施している。
同プロジェクトでは本年度、「RALLY」のアルファベットのスペルの中央に「ALL」があることに着目し、「ラリーの中央にALL(みんな)がいる、ラリーをみんなで盛り上げていこう」と、「R“ALL”Y(ラリー)みんなでつなぐ!!」をテーマに掲げ、市民活動団体などに加えて、新たに企業の参画を呼びかけた。
当日は、プロジェクトの参画団体や参画を検討している30団体から39人が参加。昨年度参画した団体が、具体的なPRの方法や活動を通じてできたつながりなどの事例を紹介したほか、各グループでの交流会では、参加者が昨年度の活動や本年度実施してみたいことなどを積極的に話し合い、今後の取り組みについて考えた。
スタート交流会に参加した団体の代表者からは、「市内で活動している団体として、何か役に立てれば」「活動を通して、特定の人だけではなく皆さんに関心を持ってもらえれば」などの声が聞かれた。
プロジェクトを担当する市民活躍支援課の勝川英里子さんは「簡単に活動できるものになっているので、ぜひ参画していただき、市民一人一人が広告塔となり、みんなで豊田市のラリーを盛り上げていければ」と呼びかける。
参画団体の募集は2025年2月16日まで受け付ける。