「みよし市小学生士別市派遣団」の結団式が7月13日、みよし市役所で行われた。
同市は、2000(平成12)年に北海道士別市と友好都市提携し、小学生の派遣や産業フェスタへの参加など、さまざまな交流を行っている。
当日は、「創ろう最高の友情! 学び合おう士別とみよしのステキ1500キロの距離をこえて!」をスローガンに7月23日~26日、市内の小学校8校から32人の児童が士別市に派遣されるのに先立ち、参加する小学生とその保護者、引率の教員、小山祐みよし市長、増岡潤一郎教育長らが出席した。
始めに、認定書の交付が行われた後、主催者として増岡教育長が「現地でしかできないことを体験し、士別市の良さを発見するとともに、改めてみよし市の良さを再発見してきてほしい。」と激励した。
その後あいさつに立った小山市長は「インターネットでも情報を調べることはできるが、現地に行かないと分からない景色がある。そこで話をしたり、見たりすることが皆さんの大切な経験になる。今回の派遣で、調べたいテーマ以外のことにも興味を持って体験してほしい」と呼びかけた。
最後に、小学校ごとに団員たちが研究テーマを発表し、「みよし市の焼き物の歴史から士別市の歴史に興味を持ったので、アイヌ民族の文化について調べる」「動物が好きなので、士別市で盛んなサフォーク種の羊の飼育環境について調べたい」などと抱負を述べ、士別市での滞在に期待を膨らませた。