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豊田市美術館で「エッシャー」展 スマホを使った体験コーナーも

展示について解説する豊田市美術館の北谷学芸員。

展示について解説する豊田市美術館の北谷学芸員。

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 企画展「エッシャー 不思議のヒミツ」が現在、豊田市美術館(豊田市小坂町11)で行われている。

豊田市美術館で「エッシャー」展 スマホを使った体験コーナーも

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 マウリッツ・コルネリス・エッシャーは、木版画、リトグラフ、メゾティントなどの版画制作で知られるオランダの版画家。建築・装飾学校で建築を、その後に版画を学び、幾何学的な構成と厳密さを追求して、錯視的視覚効果を持つ作品を生み出している。

今回の展示では、エッシャーの初期から晩年までの木版やリトグラフの作品をはじめ、師事していたサミュエル・イェッスルン・ド・メスキータの版画、エッシャーの作品と関連したココア缶やレコードジャケットなど159点を展示している。

 展示は、「デビューとイタリア」「テセレーション(敷き詰め)」「メタモルフォーゼ(変容)」「幾何学的なパラドクス(逆説)」など6つのテーマで、エッシャーの初期から晩年までの代表作を網羅した構成になっている。

 第1章「デビューとイタリア」では、故郷のオランダを離れイタリアに滞在した20~30代の修業時代の作品を展示。幾何学的な形容や強調された遠近法、建築の複雑な構造に対する関心など、「後の作品のルーツを見出すことができる内容になっている」という。

 第3章の「メタモルフォーゼ(変容)」では、鳥、トカゲ、ハチの巣、青銅、チェス、ハチ、魚へと自在に変容する大作をはじめ、ある形が別の形へと変化していく様子が描かれた作品を展示。このほか、さまざまな体験展示を各章ごとに設け、エッシャーが作品に取り入れたトリックについて、実際に体験しながら仕組みを学ぶことができる。

 開館時間は9時~17時30分。月曜(祝日の場合は翌日)休館。入場料は、一般=1,700円 高校生・大学生=1,200円 中学生以下無料。9月23日まで。

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