「第8回 石川家住宅なつまつり」が7月27日、みよし市指定文化財「石川家住宅」(みよし市三好町)で行われた。
みよし・石川家住宅で「なつまつり」 ザリガニ釣りに挑戦する親子も
夏休みに入ってすぐのこの時期に、ものづくり日本の礎を作った先人が子どもの頃に慣れ親しんだであろう生活や遊びを親子で一緒に楽しんでもらうとともに、イベントを通して石川家住宅について知ってもらい、施設に足を運ぶきっかけをつくろうと毎年開いている同イベント。
猛暑の中、地域に住む家族連れなどが開場となる9時から訪れ、風船つりや、香り袋作り、シャボン玉作りなど、昔ながらの遊びを楽しんだ。
庭園にある池で行われた「ザリガニ釣り」は毎回、事前受付で定員に達する人気ぶりで、子どもたちをはじめ保護者も夢中になり、餌の付いた釣り糸を池の隅の岩陰や落ち葉の下に垂らし、ザリガニが釣れると大喜びする子どもの姿が見られた。
主屋では、ボランティアパフォーマンスグループ「TEAM MIX」によるコンタクトボールを使ったジャグリングのパフォーマンスが披露され、子どもたちから「すごい」「浮いてるみたい」と歓声が上がった。
参加した子どもたちからは「シャボン玉が楽しかった」「(ザリガニが)一匹も釣れなかった。悔しいので、また来たい」などの声が聞かれた。