少年野球の全国大会「日本リトルシニア 第15回林和男旗杯野球大会 兼 北海道連盟創立50周年記念大会」で優勝した「豊田リトルシニア野球協会」の監督と選手らが8月22日、ケーブルテレビ局「ひまわりネットワーク」(豊田市若草町3)を訪問し、優勝報告を行った。
「リトルシニア」は、小学校を卒業しリトルリーグを終えた選手たちが、中学生になっても硬式球で野球ができる機会を提供するとともに、少年野球時代に軟式野球をやってきた選手が、高校野球に向けて硬式球を握って練習や試合ができる場所として発足したもの。毎年秋には、「ひまわりネットワーク杯」と題した大会が豊田市などを会場に開かれている。
今大会には全国からリトルシニア48チームが参加し、北海道を舞台に7月23日に開幕。東海連盟所属の豊田リトルシニアは順調に勝ち進み、28日に行われた準決勝で関西連盟所属の北摂を3対2で下し、翌29日に行われる決勝へと駒を進めたが、雨天のため中止に。決勝で対戦予定だった札幌真駒内(北海道連盟所属)とともに優勝となり、2連覇を達成した。
この日は、豊田リトルシニア野球協会の小林晋也監督、生川楓河投手、難波健太郎内野手、土屋瑠輝外野手、大内一来外野手、荒巻響希投手と保護者らが、ひまわりネットワークの堀井敦社長らを訪問した。
報告の中で、小林監督は「昨年優勝しているので、負けるわけがないという気持ちで北海道入りしたが、準決勝では全国屈指の強豪チームを相手に苦戦した。日本一になるという目標の下、日々練習を積み重ねてきたので、最後に結果が出せて良かった」と大会を振り返った。
一方、「決勝戦を勝利して(単独で)日本一になりたかった」と悔しさをにじませ、最後の大会でのリベンジを誓う選手の姿も見られるなど、常勝チームとして勝利にこだわる姿勢を示した。