見る・遊ぶ 学ぶ・知る

豊田市博物館で夏休みイベント「天体観測」

豊田市博物館の夏休みイベント「博物館で天体観測」の様子

豊田市博物館の夏休みイベント「博物館で天体観測」の様子

  • 2

  •  

 「博物館で天体観測」と題したイベントが8月16日、豊田市博物館(豊田市小坂本町5)で開催された。

豊田市博物館で夏休みイベント「天体観測」

[広告]

 同館では、夏休み期間に合わせた7月13日~9月1日、子どもから大人まで幅広い世代の人に足を運んでもらおうと、敷地内にある「むかしの家」で、ワークショップやクイズ企画など、さまざまなイベントを開いている。

 当日は19時から、同館入口前のウッドデッキで天体観測が行われ、多くの家族連れが会場を訪れた。

 会場には倍率が異なる3台の天体望遠鏡を用意。スタッフの案内の下、参加者は、それぞれの望遠鏡で月を観察して見え方の違いを体験したほか、クレーターの凹凸など肉眼では見ることができない細かい部分を確かめた。

 太陽が沈み始めると望遠鏡の向きを変え、金星、うしかい座の1等星「アルクトゥルス」、はくちょう座の2重星「アルビレオ」など、さまざまな星を観察。アルビレオの観察では、スタッフから「肉眼だと1つの星に見えるが、実際は2つの星が重なっている」と説明を受け、望遠鏡をのぞいた子どもが「青と黄色の星が見える」と驚きの声を上げ、肉眼と望遠鏡での見え方を比べる様子が見られた。

 このほか、望遠鏡を使わずに、デネブ・アルタイル・ベガから成る夏の大三角を探す人や、望遠鏡ののぞき口にカメラのレンズを当てて月の写真を撮影する人など、思い思いに天体観測を楽しんでいた。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース