「豊田リレーマラソン2024」が9月21日、豊田市運動公園(豊田市高町)で開催され、35度を超える炎天下の中、500人を超える市民ランナーが快走した。
豊田市運動公園で「リレーマラソン」 職場・チームの仲間で公園を快走
同大会は、スタジアムのトラックや外周を4~10人のチームのリレーで42.195キロを走破し、タイムを競う市民マラソン大会。東日本大震災復興への願いを込め、豊田市スポーツ協会などが後援し、13年前から豊田スタジアムを会場に開催してきた。
今回は会場を豊田スタジアムから豊田市運動公園に移し、少年サッカークラブの団員や地元企業の会社員などで構成した61チーム約510人が参加。大会のオープニングで足助太鼓による演奏で選手を激励した。
スターターを務めた豊田市スポーツ協会の礒谷会長による号砲で第1走者がスタートし、猛暑日の中、陸上競技場や公園内の周回コースを自分のペースで駆け抜け、たすきをつなぎ汗を流した。
競技中、応援しようと駆け付けたチームメートや家族らが「頑張れ」「あと少し」など、コースの沿道やスタンドから声援を送り、それに応えて手を振ったり、ガッツポーズを取ったりする参加者の姿も見られるなど、終始盛り上がりを見せた。
大会実行委員長の山田徹治さんは「13年目を迎え、メイン会場を豊田スタジアムから豊田市運動公園に会場を変更することに不安はあったが、大会関係者の協力もあり、無事に終えることができた。ランナーの皆さんには自然に囲まれたこの運動施設の良さを改めて感じていただけたと思う。来年はさらに楽しい大会にしたい」と今大会を振り返った。