「日本カヌーポロ選手権大会」が9月21日・22日、保田ヶ池カヌーポロ競技場(みよし市三好町)で開催された。
みよし・保田ヶ池カヌーポロ競技場で「日本カヌーポロ選手権大会」
みよし市は「カヌーのまち、みよし」を掲げ、カヌーの素晴らしさを日本はもとより世界にアピールしていきたいとさまざまな施策を行っており、2004(平成16)年7月には、保田ケ池カヌーポロ競技場で、18の国と地域から38チームが参加して「第6回世界カヌーポロ選手権大会」が行われた。
今回、2年ぶりのみよし市での開催となった同大会には、市内外から男子8チーム、女子4チームが出場。大会は、今年から公式戦の第1試合がオープニングセレモニーの中に組み込まれ、多くのギャラリーが見守る中、大会9連覇を目指す「佐倉インヴァース」と地元チーム「みよしSeaMonkey Star」が対戦するなど、観客に競技の魅力を伝えた。
試合では、カヌーがぶつかる音や両チームの選手の声が響く中、上半身の力で遠くからシュートを決めるプレーや、至近距離からのシュートをパドルで止めるプレーなど、選手はこの日に向けて練習してきた成果を発揮し、迫力あるプレーで観客を魅了した。
会場では、学生から高校生までが参加する日本カヌーポロジュニア選手権、日本高等学校カヌーポロ選手権大会も同時開催。それぞれのカテゴリーで選手たちの躍動する姿に声援を送る保護者らの姿が見られ、大会を盛り上げた。
今大会、みよしSeaMonkey Starとして出場し、U-21日本代表としても活躍している山内星さんは「ギャラリーが多い中でのプレーは緊張した。マイナーな競技なので、もっと発展して、中学校や高校の部活動にも取り入れられれば」と期待を込める。