愛知県立足助高校(豊田市岩神町)観光ビジネスコースの2、3年の生徒が10月11日、香嵐渓や旧街道の街並みなどで、大学生とともに観光プロモーション用の写真撮影を行った。
同校は1951(昭和26)年に開校。自然豊かな山間部に校舎を構え、地域に根差した高校として1学年2クラス編成で、2年次から一般教養コース、文系キャリアデザインコース、理系キャリアデザインコース、観光ビジネスコースの4コースを設置している。
観光ビジネスコースでは、「ビジネス基礎」「観光探究」などを学びながら、課外授業として足助の街や中山間地域へ出かけ、さまざまなことを見たり、体験したり、足助の町並みや豊かな自然などの中山間地域における「魅力」や「課題」を題材にして、探究的な学習に取り組む。
同コースでは昨年度に続き、本年度も、名古屋学芸大学映像メディア学科の草野教授らとともに、足助の魅力発信のためのプロジェクトに取り組んでいる。
当日は、観光ビジネスコースの3年生10人と2年生15人が参加。足助交流館の視聴覚室で、草野教授と大学生3人、大学OBのデザイナーらが、スマートフォンを使った写真の撮影技法について説明を受けた。
その後、3チームに分かれ、足助の町並みや香嵐渓を散策しながら、コンセプトを表す写真を撮影。講師役の大学生らのアドバイスを受けながら、さまざまな構図で伝統的な建造物や印象的な風景をスマートフォンで収めていった。