「GIRAFFES JAPAN(ジラフス・ジャパン)」ビジネスプラン発表会「RED CHUBU」が1月16日に名古屋市内で行われ、豊田市からエントリーした山本美沙さんの「ユニークでカスタマイズされたコーヒー体験を提供する事業」がファイナルステージで発表された。
豊田の女性起業家 経産省ビジネスプラン発表会にファイナリストで登壇
経済産業省2024年度ユニコーン創出支援事業(女性アントレプレナーのための地域密着型支援事業)の一環で行う同発表会。REDは、地域(Regional)、起業(Entrepreneurship)、設計(Design)の頭文字を取ったもので、女性が社会で実現したい思いをビジネスプランで示し、実現させるための起業家と支援者のマッチングイベントとして開催した。
当日は、ファイナリストに選出され、愛知県や石川県など、東海・北陸地域の5県で、地域課題の解決に取り組む事業を手がけている女性代表10人が登壇。豊田市からは下山地区に拠点を置くベンチャー企業「みはたま」(東大林町)CEOの山本さんが、「AI技術を活用しコーヒー豆を効率よく選別する機械」の開発や、製造業の生産技術者として本業に携わる傍ら、そこで培った技術を生かし仕事仲間とともに開発に取り組んできたことを紹介した。
その後、サポーター企業による事業支援の投票が行われ、山本さんの提案に対し金融機関や投資会社、製造業など15社の支援が発表され、経済産業省中部経済産業局の寺村英信局長から記念の盾が手渡されると、笑顔で喜びを表した。