
ランドセル展示販売会が4月12日・13日、豊田市駅前の大型商業ビルT-FACE(豊田市若宮町1)6階連絡通路で開催された。
T-FACEでランドセル展示販売会 「甲冑ランドセル」と五月人形の展示も
豊田の老舗人形店「山田屋」(豊田市錦町)による同販売会。ランドセルや学生かばんを製造している村瀬鞄行(名古屋市中村区)が手がける2026年モデルや限定モデルを一堂に集めた。
会場では、新モデルの特徴を比較しながら、姿勢や体格ごとに適したランドセルを実際に背負って試すことができ、気に入った商品はその場で注文できることから、親子3世代で訪れる家族の姿が見られた。
目玉展示として、村瀬鞄行がランドセルの製造工程で排出される端材を再利用し、甲冑(かっちゅう)を模して作られた「甲冑ランドセル」が五月人形と共に並べられ、来場者の注目を集めた。
加藤浩枝店長は「端午の節句も間近なので、日本の伝統的な文化を少しでも感じてもらえればと思い、メーカーの協力を得て甲冑ランドセルを展示した。物を大切にする気持ちを持つきっかけにしてもらいながら、6年間使えるお気に入りを見つけてほしい」と呼びかけていた。