
「第80回愛知県選手権水泳競技大会」(7月5日~6日開催)の成年男子50メートル自由形で、中京大学を拠点に競泳選手として活動している松本周也選手(ひまわりネットワーク所属)が愛知県新記録となる21秒97の自己ベストで優勝した。
競泳・松本周也選手、愛知県選手権水泳競技大会で今季アジア1位記録
松本選手は静岡県下田市出身。5歳で水泳を始め、高校3年で出場した高校総体で200メートル個人メドレーと400メートル個人メドレーの2冠を達成。中京大学スポーツ科学部(豊田市貝津町)に進学し、日本選手権水泳競技大会(短水路)の100メートル個人メドレーで優勝するなど、さまざまな記録を打ち立てた。
2022年にオーストラリアで開かれた世界短水路選手権では、4×200mフリーリレーで短水路日本新記録を樹立。現在は地元ケーブルテレビ局に勤務する傍ら、同大を拠点に水泳選手として活動している。
今シーズンは、ウエートトレーニングの強化と栄養面での身体づくりに重点的に取り組み、日本ガイシアリーナ(名古屋市南区)で開催された同県選手権に出場し、3年ぶりに自己ベストを更新した。
今回マークした21秒97は、今季アジア1位(2025年7月6日大会時点)、日本人歴代4位の記録となる。