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豊田・高岡コミセンで「高岡ファンまつり」 ラリーカーのデモランも

高岡運動広場で行われたラリーカーのデモランの様子。

高岡運動広場で行われたラリーカーのデモランの様子。

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 「高岡ファンまつり」が9月20日、高岡コミュニティセンター(豊田市高岡町)や周辺施設を会場に開催された。

豊田・高岡コミセンで「高岡ファンまつり」 ラリーカーのデモランも

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 同イベントは、豊田市南西部に位置し、国内屈指の自動車組立工場であるトヨタ自動車高岡工場をはじめ、自動車産業関連事業所が多く立地する一方で、田園が広がる高岡地区の地域住民が交流する場として開かれている「コミセンまつり」の一環として開催したもの。

 今年は、同地区が豊田市と合併して60周年を迎えたことから、記念写真展示をはじめ、ラリー選手による交通安全教室やデモンストレーション走行、小原和紙を使ったワークショップなどが行われた。

 高岡運動広場では、11月に開催される「FIA世界ラリー選手権フォーラムエイト・ラリージャパン」の開催に向けたラリー選手によるデモンストレーション走行が行われ、「豊田市わがまちアスリート」でラリードライバーの山本悠太選手が運転し、コドライバーの安藤裕一選手がラリー走行の解説を担当した。

 太田稔彦豊田市長や地元選出の市議会議員らが順にラリーカーの助手席に乗り込み、急加速やドラフト走行など山本選手のドライビングテクニックを体験する中、会場に鳴り響くエンジン音の迫力と砂ぼこりが舞い上がるドリフト走行を、来場者は興奮気味に見守った。

 隣接する高岡農村環境改善センターでは、安藤選手と山本選手が登壇し「交通安全教室」と題したトークショーが行われた。この中で2人は、ラリー競技だけでなく日常の運転でも常に危険予測をしてハンドルを握る「かもしれない運転」を心がけていることや、ラリー競技中でもタイムアタックを行う「スペシャルステージ」以外は、一般の交通法規を順守しなくてはいけないことなどを紹介。交通安全やラリーに関するクイズも行われ、参加者はラリー選手と楽しみながら、交通安全の大切さを学んだ。

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