豊田スタジアム芝生広場(豊田市千石町7)で11月21日、ラグビーワールドカップ2019レガシーイベント「Remenber Wonderful Contact(リメンバー・ワンダフル・コンタクト)2021」と題したラグビー体験会が開催された。
「ワールドカップ」のレガシーを子どもたちへ 豊田スタジアムでラグビー体験会
同イベントは、2019年に豊田スタジアムなどを会場に開催された「ラグビーワールドカップ日本大会」から22周年を迎えたのを記念し、ラグビーの普及を図るとともにラグビーを体験してもらうことで、ラグビーをより身近に感じてもらおうと、豊田市と日本ラグビーフットボール協会が主催して開いた。
当日は市内外から多くの親子連れが参加し、講師を務める「トヨタヴェルブリッツ」「豊田自動織機シャトルズ愛知」「豊田通商ラグビー部」「中部電力ラグビー部」に所属する選手の指導の下、4つのグループに分かれ、ラグビーの基本となる「トライ」「コンタクト」「キック」「パス」の4つの技を体験。
講師を務める選手の間を抜いて、ゴールに見立てたふわふわドームに勢いよく飛び込みトライを決める姿や、子ども用に低く作られたゴールポストに向かってボールを蹴り、ゴールが決まるとうれしそうにガッツポーズをする子どもの姿が見られた。
その後4チームに分かれ、腰に2つのタグを付け、制限時間内に相手のチームのタグを取れた数を競う「タグラグビー」体験が行われ、参加者が相手のタグを奪おうとコート内を駆け巡り、相手の隙を盗んでタグを取ったり、22人で11人を挟み、チームプレーでタグをゲットするなど、体験会は盛り上がりを見せていた。
体験会が終了すると、来年1月から開幕するプロリーグに参戦する「トヨタヴェルブリッツ」の新ユニホームの発表会が行われ、会場に設置されたステージに所属選手がダークグリーンとホワイトを基調とした22種類の新ユニホームを着用して登壇。「このユニホームを着て、早く試合がしたい」「新しいユニホームを着て、躍動している選手たちの試合を多くの人に見てもらいたい」と、選手たちが感想を述べた。