みよし市立天王小学校(みよし市三好町)で1月18日、「天王ハッピータイム」と題した校内放送が行われた。
みよし天王小で児童がテレビ番組「ハッピータイム」制作 ランチタイムに放送
天王小学校では、新型コロナウイルス感染防止のため、 全校での集会ができなくなったことを受け、今年度4月から、児童たちが中心となって制作する「天王ハッピータイム」を隔週で放送し、子どもたちの一人一人の活躍を校内に伝える取り組みを行っている。
番組は、5年生と6年生の各クラスから2人ずつ選出された運営委員を中心に、その日に放送する番組のプログラムから、カメラの操作、台本作りなど、全て児童が主体となって手掛け、子どもと子どもをつなぐ大切な時間にとなっている。この日は、番組に出演する児童が給食を食べ終えた後、配信る教室に集まり、運営委員や先生の指導の下、リハーサルを行い本番に備えた。
番組では、新型コロナウイルスの影響で、開催することができなかった「夢の作品展」に向けて製作した作品を各クラスの代表者がカメラの前でアピールしたほか、東山囃子(はやし)保存会に参加した児童による練習風景や囃子で使う楽器などを映像で紹介した。
放送中、運営委員が「大きな声で読む」「にこにこ笑顔」と指示したり、カメラに合わせて出演者の入れ替わりタイミングを計ったりするなど、現場は緊張感のある雰囲気の中で進められ、無事出番が終わって安堵した表情を見せる児童の姿も見られた。
各教室では、児童たちが真剣な表情で画面を見つめ、作品紹介に対しては、発表が終わると拍手を送るなど、番組を楽しんでいる様子が見られた。