トヨタ生活協同組合(豊栄町、愛称「メグリア」)と共同で開発・商品化したコラボ恵方巻きの試作・お披露目会が1月28日、愛知県立猿投農林高校(豊田市井上町)で行われた。
豊田市内の高校とコラボ恵方巻き メグリアが共同で開発・商品化
今回の商品開発は、卒業生がメグリアへ就職をしたことがきっかけとなり、メグリア商品部が課外活動支援として実施してきたもの。同校では7月から特別授業の中で、生活科学科アグリフード研修班の3年生19人が同部職員と共に2種類の恵方巻きの開発に取り組んできた。
「~海鮮で病気せん~鬼もぶっトビ恵方巻」を考案した菅崎夏羽海(すがさき・なつみ)さんは「恵方巻きを全体的に華やかな色合いにし、プチプチした食感を楽しめるよう酢飯にとびっこを混ぜた。コロナ禍で落ち込むことが増えているが、恵方巻きを食べて元気になってもらいたい」と話す。
「豚カツで勝つるの巻」を考案した柴田莉帆(りほ)さんは「縁起がいいトンカツを真っ先に思い浮かべ、キャベツやチーズなどトンカツと相性の良い食材を選んだ。受験生や就職など大きな挑戦をする人に食べてもらいたい」と話す。
同様の取り組みは、豊田東高校(豊田市御立町11)でも行われ、同校とコラボした「~長いもがいいね~色とりどり漬けまぐろ巻」「ゴマ油香る豚チャーシュー巻」と共に、コラボ恵方巻きとしてメグリアの大型店11店舗で数量限定の予約販売を行っている。価格は、ハーフ=378円、1本=753円。1月30日まで予約を受け付ける。