見る・遊ぶ 暮らす・働く 学ぶ・知る

豊田・猿投で企画展「木のあらわれ」 地元アーティストの作品紹介

企画展「木のあらわれ」の展示風景。

企画展「木のあらわれ」の展示風景。

  • 2

  •  

「猿投(さなげ)棒の手ふれあい広場」(豊田市猿投町)で現在、企画展「木のあらわれ」が開催されている。

豊田・猿投で企画展「木のあらわれ」 地元アーティストの作品紹介

[広告]

 これは、同施設が豊田市を中心に瀬戸市、日進市、みよし市など猿投山周辺の地域で活動する芸術家らと共同で毎年企画している「猿投山ろく文化事業」の一環として開いているもの。

 今回は、森林が育んだ文化に焦点を当て、猿投山麓地域を中心とした愛知県で活躍するアーティストや工芸家、デザイナーを紹介しようと、豊田市在住の陶芸家でアート団体「SHIMAYAGI ART」代表の山岸大祐さんが企画した。「木のあらわれ」と題して、豊田市や近隣地域で活動する6人の芸術家が参加する。

 会場の特別展示室には、人魚をイメージした巨大なオブジェをはじめ、仏壇の漆塗り技術を施した酒瓶の栓や木製の食器から、すべり台型の木製遊具までバラエティーに富んだ約40点の木工作品を展示している。展示作品の中でも、木製遊具は自由に遊べることから、夢中になって遊ぶ親子の姿も見られる。

 山岸さんは、「豊田市は約70%を森林が占めていて木は豊田の中でとても身近にある素材。そうした木の魅力を作家がそれぞれ作品の中で生かして発表している。その魅力に触れてもらい、木の魅力を感じて取ってもらえれば」と呼び掛ける。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース