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みよしサンライブで消費生活講座 お茶職人が「日本茶の楽しみ方を紹介」

サンライブで開催された講座の様子。

サンライブで開催された講座の様子。

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 みよし市図書館学習交流プラザ「サンライブ」(みよし市三好町)で3月10日、「消費生活講演会 日本のお茶の楽しみ方」が行われた。

みよしサンライブで消費生活講座 お茶職人が「日本茶の楽しみ方を紹介」

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 同講演会は、消費生活に関する知識の普及を図り情報啓発活動等を推進するとともに、消費者が生涯にわたって学習する機会を提供し、商品の知識などを身につけることで消費者として安全・安心な生活を過ごしてもらおうと、同市が1年に1度開いているもの。

 新型コロナウイルス感染症の影響で2年ぶりの開催となったこの日は、男女13人が参加。豊田市吉原町で古くからお茶を生産・販売している  高香園の野場 義尊さんが、「日本のお茶の楽しみ方」と題した講演を行った。

 講演の前半、豊田市南部における日本茶栽培の歴史や茶業の現状などを説明。その中で、野場さんは、自宅でお茶を飲む習慣がなくなってきている現状を踏まえ、「自分たちの思いをロゴやリーフレットなどのデザインに表現し統一化することで、さまざまな展示会や百貨店に呼ばれるようになり、手に取ってもらえるようになった」と話し、ブランド化の歩みや多くの人にお茶に触れてもらえる機会を設けていることも紹介した。

 講座の後半には、「自宅でのおいしいお茶のいれ方」について実演を交えて解説。その場で緑茶を火で炙(あぶ)って「ほうじ茶」の茶葉を作ると室内に甘い香りが漂い、参加者は「お茶屋さんに来たみたい」と話しながら試飲し、笑顔を見せていた。

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