みよし市文化センター「サンアート」(みよし市三好町)で3月17日、「ロビーコンサート」が開かれた。
同館では、地域の文化振興やミュージシャン同士が親睦を深める目的で、1階ロビーで定期的にコンサートを開催。演奏を希望するアマチュアやセミプロのミュージシャンを募り、生演奏でなじみの深い音楽を多くの市民に届ける機会を設けている。
19時から行われた当日は2部構成で行い、仕事帰りの会社員や近隣の住民、関係者など64人が来場した。
第1部は、5年ぶりに出演したソプラノとピアノのデュオ「シェルフルール」が「愛のよろこび」と題し、オペラの楽曲やクラシックを中心に7曲を披露。オペラ「ジュリアス・シーザー」の「この胸に息のある限り」では、舞台で演じるような動きも交え、小道具を使いながら情感たっぷりに歌い上げたほか、さまざまなテレビ番組で使われているクライスラー作曲の「愛のよろこび」をピアノソロで演奏するなど、バラエティーに富んだ華やかなプログラムで来場者を楽しませた。
第2部では、篠笛ユニット・結が「心の情景」と題し、四季を表現したオリジナル楽曲をはじめ、さだまさしさんの「北の国から」、松任谷由実さんの「春よ来い」など9曲を披露した。
コンサート終了後、来場者からは「久しぶりに来たが、心が洗われた」「すてきな声や演奏が聴けてスッキリした」などの声が聞かれた。
次回は4月14日、19時開演。入場無料。