北京オリンピック競技大会で8位入賞を果たした「豊田市わがまちアスリート」の吉永一貴選手が4月5日、豊田市役所を訪れ、太田稔彦豊田市長に大会の結果を報告した。
豊田市わがまちアスリート・吉永一貴選手、太田市長に北京五輪の結果報告
今春、地元・中京大学を卒業し、トヨタ自動車に入社した吉永選手は、今年2月に行われた北京オリンピック「ショートトラック競技男子5千メートルリレー」で8位入賞を果たした。
当日は始めに大会での活躍をたたえ、太田市長が吉永選手に花束と豊田市産のイチゴを贈呈し、記念撮影が行われた。
その後の歓談の時間で、太田市長から今回の大会の感想を尋ねられた吉永選手は「コロナの影響で思うような練習ができず厳しいこともあったが、大会では自分の出せる力は出せたと思う。結果としてメダルが獲れず悔しい思いがあるが、これが今の実力であると実感し、技術的にも精神的にも大いに学ぶことができた」と、自身の大会での活躍を振り返るとともに、4年後の次の冬季オリンピックに向けて、「毎年のワールドカップや世界選手権でメダルを獲るという成功体験を積み重ねることが大切だと思うので、一年一年、一日一日を大切に、4年後のオリンピックで金メダルが獲れるよう準備していきたい」と、金メダル宣言も飛び出した。
その他、ショートトラック競技観戦の楽しみ方など、終始和やかな雰囲気で吉永選手と歓談した太田市長は、吉永選手の今大会での活躍をたたえるとともに、今後のさらなる活躍に期待を寄せた。