![ゲストハウス「kabo.」(竹生町2)に設置された「ROUND AICHI」紹介コーナー。](https://images.keizai.biz/toyota_keizai/headline/1651059319_photo.jpg)
愛知県内のゲストハウスが4月24日、愛知の魅力を共に発信する共同チーム「ROUND AICHI」を発足した。
愛知のゲストハウスが共同チーム「ROUND AICHI」発足 豊田の2施設も参加
同チームは、コロナ禍で宿泊客が減少する中、来訪者に地元の町の魅力を知ってもらい、地域の活性化に貢献したいという思いを持つ豊田市、瀬戸市、岡崎市、北設楽郡東栄町の5つのゲストハウスのオーナーが発起人となり立ち上げたもの。
豊田市では2つのゲストハウスが参加。豊田市稲武地区に移住し家具工房やカフェを営む松嶋さん夫婦が営むゲストハウス「hibi」(豊田市稲武町)は、「泊まれる家具屋」をテーマに週末1組限定で宿泊者を受け入れ、稲武のまちを巡りながら暮らすように滞在できる。同市中心部にあるゲストハウス「kabo.」(竹生町2)は築100年の古民家をリノベーションし、ゲストハウス以外にもレンタルスペースとしても利用でき、地域とつながる複合型交流施設として運営している。
「ROUND AICHI」の発足を記念して24日、豊田市稲武地区でゲストハウス「hibi」のオーナーが運営する家具のショールームを兼ねたカフェ「ヒトトキ」を会場にマルシェイベントを開いた。
kabo.オーナーの犬飼詩織さんは「それぞれのゲストハウスはタイプが違うものの、町の魅力を知ってもらい、地域のにぎわいづくりに貢献したいというオーナーの思いは同じ。連携することで来訪者に愛知県内を巡ってもらい、魅力を感じてもらえれば」と笑顔で話す。