豊田市役所で4月26日、北京オリンピック競技大会で銅メダルを獲得した宇野昌磨選手に「豊田市スポーツ栄誉賞」が贈呈された。
豊田市スポーツ栄誉賞は、スポーツ分野における国際大会・国内大会で優秀な成績を収め、豊田市の名声を高めるとともに、市民に感動と明るい希望を与えた豊田市に縁の深い個人・団体に贈られる。
今回、豊田市わがまちアスリートで、2月に行われた北京オリンピック競技大会のフィギュアスケートの男子シングルおよび団体で、銅メダルを獲得した宇野昌磨・選手に豊田市スポーツ栄誉賞が贈られた。
贈呈式では、花束と豊田市内の自動車部品製造業の研磨技術を生かして開発された「タンブラー」、豊田市の特産品である「イチゴ」が贈呈された後、豊田市スポーツ栄誉賞の表彰状が太田稔彦豊田市長から手渡され、記念撮影が行われた。
歓談の時間、太田市長からオリンピックでのメダル獲得や3月の世界選手権で優勝したことについての心境を聞かれた宇野選手は「前回のオリンピックから、今回のオリンピックを経験して、さまざまなことに迷いながらも、再び、世界のトップで戦う選手に戻ってくることができた1年だった。3月には、世界選手権優勝という、これまでにないうれしい結果でシーズンを終えることができた。今までスケートをやってきた中で特に濃いシーズンだった」と応え、支えてくれた周りの人たちへの感謝の気持ちを表した。