![「すまいる博 新緑総力祭」に出展した「キャンプ de学ぼうさい!」ブースの様子](https://images.keizai.biz/toyota_keizai/headline/1653372210_photo.jpg)
豊田市防災対策課が5月22日、総合住宅ショールーム「トヨタすまいる館」(豊田市大林町1)で開催中のイベントに「キャンプ de学ぼうさい!」と題したブースを出展し、外部給電機能付きのプラグインハイブリッド(PHV)プリウスのデモンストレーションや防災パネルなどの展示を行った。
豊田市、「キャンプ de学ぼうさい」イベント出展 PHV外部給電などアピール
これは、アウトドアの視点から、災害時にも役に立つアウトドアの知識と道具の使い方について多くの市民に学んでもらおうと、「アウトドア」をテーマに開いている「すまいる博 新緑総力祭」の行政コラボ企画の一環として出展したもの。
当日は、イベントに訪れる家族連れを対象に、災害時に非常用電源として活用できるPHVプリウスの外部給電機能を用いた防災啓発ビデオの上映や、防災ラジオの展示・販売、防災に関するクイズなどを行い、子どもたちがクイズに挑戦するが様子が見られた。
このほか、1972(昭和47)年7月に豊田市小原地区・藤岡地区などで甚大な被害をもたらし、今年で50年の節目を迎える「昭和47年7月豪雨災害」のパネル展示や、車中泊に関するパネル展示も行い、来場者は防災への関心を深めていた。
防災対策課の中島さんは「ハイブリッド車の外部給電に興味を持つ人や、小学校で学んだ防災の知識をクイズで確認する子どもたちの姿を見ることができ、楽しみながら防災に触れてもらえている様子が見られてうれしい。今後もファミリーイベントに出展し、積極的に啓発に努めていきたい」と話す。イベントを主催するトヨタすまいるライフ総務部広報・渉外室の伊藤直樹グループ長は「豊田市や地元企業の皆さんとコラボしたコンテンツを企画した。この機会に豊田市で暮らす魅力を感じてもらえれば」と話す。