豊田市駅西口の大型商業ビル「T-FACE」(豊田市若宮町1)で8月24日、夜ゼミ「いまさら聞けないけど聞きたい!サッカー観戦の楽しみ方」が開かれた。
グランパス選手OBがサッカー初心者向け講座 T-FACE夜ゼミで
T-FACEでは、さまざまなテーマで大人の学びをサポートする「夜ゼミ」を毎月第3水曜に開催しており、今回は今年でクラブ創設30周年を迎えた地元のプロサッカークラブ・名古屋グランパスの夏のイベント「鯱(しゃち」の大祭典」とコラボし、サッカー観戦のポイントやルールを学べる講座を企画した。
当日は、ゴールキーパーとして2016(平成28)年まで名古屋グランパスを最後尾から支え、2010(平成22)年優勝メンバーでもある、名古屋グランパス・広報グループの西村弘司さんが講師を務めた。
講座では、自身のプロフィール紹介に始まり、Jリーグや名古屋グランパスの紹介に続いて、サッカーの基本的なルールについて図解を交えて説明した。
中でも説明が難しいとされる「オフサイド」について参加者から質問されると、「いい質問ですね」と応じ、丁寧に答える場面も見られた、そのほか、選手時代のエピソードや体験談、豊田スタジアムでのプレーについてユーモアを交えて語り参加者の笑いを誘うなど、会場は終始和やかな雰囲気に包まれた。
最後にチームの見どころについて、「攻守にアグレッシブなサッカー、そして個性的な選手がたくさんいるので、ぜひ豊田スタジアムにお越しいただければ」とスタジアムでの観戦を呼びかけ、講座を締めくくった。
参加者からは「ルールのこと、グランパスのことがよく分かってすごく良かった」「話を聞いて親近感が沸き、これからの応援にも身が入る」などの感想が聞かれた。
豊田スタジアムで8月27日に行われるガンバ大阪戦では、「鯱の大祭典スペシャルユニホームレプリカ」のプレゼント企画をはじめ、さまざまなイベントを予定しているほか、エフエムとよた「ラジオ・ラブィート」(FM78.6MHz)でも実況生中継する。