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みよし市が初のネーミングライツ契約 サンアートが「カネヨシプレイス」に

みよし市役所市長公室で行われた「ネーミングライツ契約調印式」の様子。

みよし市役所市長公室で行われた「ネーミングライツ契約調印式」の様子。

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 「みよし市勤労文化会館・ふるさと会館ネーミングライツ契約調印式」が8月23日、みよし市役所市長公室で行われた。

みよし市が初のネーミングライツ契約 サンアートが「カネヨシプレイス」に

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 みよし市では、施設の名称に企業名や商品名などを冠した「愛称」を付与する代わりに、企業などが命名権料=ネーミングライツ料を市に納める「ネーミングライツ事業」を導入した。この事業により、市が所有する施設を有効活用し、新たな自主財源の確保と、施設などの知名度・集客力・サービス向上などが期待できる。

 第1弾として募集していた、みよし市勤労文化会館・ふるさと会館のネーミングライツ・パートナーが決まり、文化センターサンアートに代わる新たな愛称として「カネヨシプレイス」となることが発表された。 

 当日は、小山祐みよし市長や今瀬良江教育長、ネーミングライツ・パートナーで同市内に本社を構える運輸・倉庫業のカネヨシ鈴木克尚社長らが出席し調印式が行われた。

 式では、小山市長があいさつし、「市として初の試みに手を挙げていただき、ありがとうございます。ネーミングライツ料はみよし市の文化を支える礎にしっかりと使っていきたい」と感謝の気持ちを述べた。

 続いて、鈴木社長のあいさつと調印式が行われ、その後の歓談では、この事業によって社内のモチベーションが上がったエピソードや施設の設備に関するリクエストもあり、市長や教育長が熱心に意見を聞き取る姿も見られた。

 新愛称「カネヨシプレイス」の使用は9月1日からで、ネーミングライツ料は税込金額で初年度が約256万円、2年目以降は440万円。施設内や周辺の市が設置した看板等は順次変更される予定で、道路看板などについても管轄の企業・団体等に働きかけていく。

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