豊田産業文化センター(豊田市小坂本町1)で9月19日、「第8回 とよた絶品スイーツフェア」が開催された。
「とよた絶品スイーツフェア」 豊田市産農産物のスイーツが一堂に
豊田市内の和洋菓子店18店で構成される「とよたプレミアムスイーツクラブ」と、豊田市農産物ブランド化推進協議会が、市内の農産物などを使った彩り豊かなスイーツを提供することで、若者世代や子育て世代へ地産地食を推進し、旬のブランド農産物をPRする目的で毎年開いている同イベント。コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となった今年は、「カラフル」をテーマに4回に分けて、延べ約200人が来場した。
会場では、来場者はブルーベリーのタルトや、豊田市産のイチジクをふんだんに使った蒸しどら焼きなど、同クラブに加盟する15店舗の職人、パティシエが手がけたスイーツから5店舗のスイーツを自由に選ぶことができるとあり、受付開始前からお目当てのブースの前に長い行列ができた。スイーツを手にすると記念に写真を撮る来場者の姿も見られた。
「和菓子手作り体験」では、三角ベラや絹布巾などの専門の道具を使って、「栗きんとん」と「桃の練り切り」作りに挑戦。桃の練り切り作りの途中、黄色い練りきりでピンク色の練りきりを包み込む場面では、慣れない作業に苦戦する参加者の姿も見られたが、講師を務める和菓子職人から指導を受け、きれいな形の和菓子を完成させた。
このほか、高香園(吉原町)のグリーンティーやほうじ茶、玄米茶の振る舞いや、豊田市産の桃を使ったアイスクリームの試食、旬を迎えている梨「あきづき」の販売なども行われ、来場者は思い思いに豊田の食の魅力に触れた。