みよし市図書館学習交流プラザ「サンライブ」(みよし市三好町)で9月25日、「サンライブ・図書館まつり」が行われた。
みよし・サンライブで「図書館まつり」 閉架書庫のバックヤードツアーも
同イベントは、多くの人にサンライブに訪れるきっかけをつくるとともに、体験教室や人形劇、読み聞かせなどのイベントを通して、施設に親しみをもってもらおうと開いたもの。
当日は、本に「ブックコート」と呼ばれる保護フィルムを貼る「本の装備体験」や、ハロウィーンの3D作品や石に名前を彫ってはんこを作るワークショップ、リサイクル本の頒布、読み聞かせなど、さまざまな催しが行われ、朝から多くの人が会場を訪れた。
茶道体験は裏千家の白石真澄さんを講師に迎え、茶席に参加した際の作法やお茶のたて方などが実演と共に紹介された。体験の中で、茶せんの使い方に苦戦している参加者の姿も見られたが、白石さんから「茶せんは底に押し付けるのではなく、空気が入るように、上の方を素早く動かしてください」というアドバイスを受けると、上手に抹茶をたてることができるようになり、自分でいれれたお茶を味わっていた。
このほか、普段は入ることのできない図書館の裏側を見学する「バックヤードツアー」では、閉架書庫の見学や本の仕分けを体験。閉架書庫の見学では、19万9000冊ある閉架書庫の中から本を探し出す体験が行われ、参加者は事前に配布された検索図書の情報が書かれた紙を手がかりに、スタッフに探し方を教わりながら書庫を回り、指定された本を見つけ出すなど、楽しみながら図書館の仕事について学んだ。