とよたエコフルタウン(豊田市元城町3)で12月10日・11日、「ハロー!カーボンニュートラルプロジェクト『ハローカーボンニュートラルフェスティバル』」が開催された。
とよたエコフルタウンでガンダムコラボ「ハローカーボンニュートラルフェス」
同イベントは、「機動戦士ガンダム」と「クルマ」を題材に、多くの人にカーボンニュートラルやものづくりの仕組みについて楽しみながら学んでもらおうと開いたもの。
会場には、「機動戦士ガンダム」のモビルスーツをイメージしたラッピングカーの展示、粘土で作った型に金属を流し込み好きな形の金属を作る体験、タイヤ交換や車の組み立てなどのメカニック体験など、さまざまなブースが並び、両日とも朝から多くの家族連れやガンダムファンが訪れた。
来場者が塗り絵で描いたガンダムや車が動き出す「動くお絵かきガンダム&クルマ」のブースでは、 スクリーンに自分が描いた絵が映し出され、画面上を縦横無尽に動き回る様子に楽しそうに見入る子どもの姿が多く見られた。
芝生広場に設けられたファンゾーンでは、ガンダムのビームライフルを模したおもちゃを使った的当てゲームや、来場者がデザインした車のイラストを本物の車に映し出して、オリジナルのデザインカーと記念撮影ができる体験なども行い、会場は終始にぎわいを見せた。
10日には、脱炭素社会の実現に向け、公用車として導入準備を進めていたトヨタ自動車製の新型バッテリー電気自動車「bZ4X」のお披露目式が行われ、太田稔彦豊田市長とbZ4X開発責任者でトヨタ自動車の井田大介さんが出席。この中で、太田市長は「みんなでカーボンニュートラルの世界を共有することは非常に価値がある。これからも豊田市のカーボンニュートラルに向けた取り組みを、よろしくお願いします」と来場者に呼びかけ、カーボンニュートラルに向けた思いを述べた。