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豊田のベンチャー企業、「空飛ぶクルマ」を個人向けに販売

個人向けに予約販売を始めた商用機「SD-05」(写真提供:SkyDrive)

個人向けに予約販売を始めた商用機「SD-05」(写真提供:SkyDrive)

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 豊田市内に本社と開発拠点を構え「空飛ぶクルマ」「物流ドローン」を開発するSkyDrive(豊田市拳母町2)が4月13日、個人向けに商用機「SD-05」の予約販売を始めた。

豊田のベンチャー企業、「空飛ぶクルマ」を個人向けに販売

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 2018(平成30)年7月設立の同社は、「100年に一度のモビリティ革命をけん引する」をミッションに掲げ、「日常の移動に空を活用する」未来を実現しようと、同市中山間地域の研究開発拠点で「空飛ぶクルマ」「物流ドローン」の開発に取り組むベンチャー企業。同社が開発する空飛ぶクルマ=商用機「SD-05」は2025年に開催される大阪・関西万博の開幕に合わせ、大阪ベイエリアでのサービス開始を目指している。

 今回、個人向けに機体の予約販売を始めた同機はパイロットと乗客の計2人乗りで、最大航続距離は最大約10キロ。個人からも購入の問い合わせが多く寄せられたことから、個人への予約販売に踏み切った。価格は150万ドル(約2億円)で、バッテリー費用は含まれるが運航や整備の費用は別途必要で、納期は2025年以降としている。

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